子どもへの虐待ほど悲惨なことはないと思ってしまう

街録chの動画で、身体障害のある子どもを授かっても、前向きな持ちで育てる親がいると知った。

子どもを虐待する親が多い中、まともな親もいるという希望ある話だ。

一方、「子育ては無理」という私の揺るぎない想いは変らなかったどころか、強化された。

虐待育ちで、精神障害者の私には無理である。鬱でシャワーに入るのも満足にできない私が、健常者の子どもの世話でさえ想像できない。それこそフラストレーションで虐待してしまうこと間違いなしだ。

私は解離性障害もあるので、自分の中で精神障害児を何人も育てている感覚がある。だから、物理的な子どもを育てる余裕なんてない。

動画に登場する子の両親の生い立ちについてもインタビューして欲しかった。

なぜ、父親はそこまで楽観的に物事を捉えられるのか?どういう育ち方をしたのか?

母親の方は自己肯定感が低い方と自覚していたから、心の傷を負ってるように見える。母親の生い立ちも聞いて欲しかった。

母親は夫のポジティブ思考のお陰で障害児の子育てを前向きに捉えられるようになったらしい。

この夫、凄い。たいがい避妊もしないくせに「妊娠」と聞いた途端に逃げる無責任でちっさい男ばかりの世の中で。

勝手な憶測だが、彼は幼少期から虐待を受けたことがないのではないだろうか。

子どもの頃から虐待を受けていたら、ここまで楽観的になれないはず。

この前提が正しいとすると、子どもへの虐待ほど悲惨なことはない、と結論づけられる。

身体障害が大変なのは分かる。だけど、親が虐待を受けておらず精神障害者でなければ、身体障害者の子どもでさえ愛情持って育てられる。

健常者に生まれても虐待され精神障害者になるより幸せにみえる。

精神障害は身体障害ほど分かりやすいものではないから、軽くみられ、理解されない。無視されるから症状が悪化する。

だから、分かりやすい障害を抱えて、応援されてる人々を観ると妬みさえ感じてしまう。

こう思ってしまう自分が「不謹慎」などと批判されそうで怖い。

でも、リアルの世界で本音を言えないこと自体が精神を蝕んできたのだから、せめてネット上では自由に発言し、自分の心を癒そうと思う。

批判はしても、この作業を代わりにやってくれる人は誰一人いないのだから。

精神障害者の中には、私のように肩身が狭くて、堂々と世間に顔出しできない人が大勢いる。

身体障害を持っても堂々とできる人たちが羨ましくなってしまう。

こう思ってしまうこと自体が辛い。

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