本屋で新刊を買うのが楽しみで誇らしい

本・映像

書籍は、古本か図書館で少しでも安く入手してきた私なのですがこの度、好きな作家さんによる興味深い内容の漫画が発売されるので当日、本屋へ買いに行きます。

楽しみであるだけでなく、誇らしい気持ちです。

書店や作家さんの応援に繋がる小さな一歩が踏めるからです。

Amazonで買うより、書店で買った方が、出版業界の全体にとって良い。

このことは以前からなんとなく知っていましたので、罪悪感を覚えながら図書館で本を借りて、なければ古本を買い、読み終わったらネットで売却したりしていました。

でも経済面で余裕があるとは言えない私にとって、古本が安値で売られているのに新品を定価で買うことや、限られたスペースで大量の本を所有し続けることに抵抗を感じてしまいます。

おそらく書店や作家さんより、自分の方が余程、経済的に苦しい状況である現実を冷静に見つめ、素直に古本や図書館やフリマサイトを利用してきました。

しかし街から本屋がどんどん減っているのは、私みたいにネットで手軽に安く購入できることが一つの原因で、その後めたさは拭いきれません。

本は本屋で買わないのに、本屋で立ち読みは大好き。でも買わないと立ち読みさえできなくなる。この悪循環をどうにかしたいとずっと思っています。

また私は自伝的コミックエッセイを執筆中で、世界的ベストセラーを志しているのですが、その目標を実現するには読者に本を購入してもらわないとならない。

私もいずれは「本を買ってください」とお願いする側の人間になるのです。

今まで新刊でさえ本屋で買ってこなかった人間が、自分の本が発売される時になって「本屋で買ってください!どうか!」というのは虫が良過ぎると思うのです。

だから書店で本を買う習慣も、少しづつつけたい。なので好きな作家さんの新刊が出ることが事前にわかると最近は、書店で買うようにしています。

最近で言うと、水谷緑さんの女性用風俗を題材にした『僕は春をひさぐ』や田房永子さんのコミックエッセイ『女40代はおそろしい』あたりです。

今度、買いに行くのは水谷緑さんの『被害者姫〜彼女は受動的攻撃をしている』(3月6日2025年出版予定)です。

ところで「受動的攻撃」って英語でいうpassive aggressiveのことだと思うのですが、要するに嫌味(イヤミ)ですよね。これがどのように描かれるのかとても気になります。

Amazonより、書店で買った方がいい理由がとても分かりやすく書かれた樺沢先生のサイトです。

本は書店で買って欲しい理由

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