今まで感じたことのないレベルの香り高い柚子だったので、何これ?となって説明書を読んでみると、どうやら物凄い貴重なものを知らずに購入していたことが分かった。
「桃栗3年、柿8年、柚子の大馬鹿18年…」
柚子は種を蒔いて収穫まで18年掛かる。
18年も待てないので、台木に柚子の枝を接ぎ木することで、約4年で収穫することが出来る接ぎ木の柚子が主流になっているが、この実生の柚子は、18年の年月をかけている。
「接木とは違う凛とした香り」と書かれているが、もうこれは実際に嗅いでもらわないと伝わらないと思う。
柚子茶を作るために無農薬無科学肥料のコチラを購入したのだけど、3個では全然足りなかったので、後日、メルカリで無農薬の柚子を入手して2回目の柚子茶を仕込んだのだが、出来上がりに雲泥の差があった。
一度本物の味や香りを知ると、廉価ものがすぐに分かってしまう。でも、この柚子の香りを知らないまま死ぬのと、知ってから死ぬのでは、人生の豊かさが格段に違うと思う。人も果物も育ち方が大切なんだな。
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