性加害者の実父を実名告発した塚原たえさんを応援している

街録chで特に心に響いた動画の中に、塚原たえさんのインタビューがある。

9歳から16歳までレイプし続けた父親を実名で告発した50代女性。

その酷い経緯は文春オンラインにも取り上げられている。

狂った父親、警察のずさんな対応、父親が裸の弟を縛って車で引きずられるのを見て見ないふりをする近所の人たち、初潮の日に強姦される娘を笑って見る母親……。

弟は自殺した。

絶交した父から連絡があり、その際「（弟）が死ぬのはいいけど」と言ったことがきっかけで、実名告発に踏み行ったという。

日本は時効が短すぎるため、父親を訴えることはできない。

虐待のせいで複雑性PTSDを抱えながら被害者が、ようやく訴えようとしても何もできないこと自体が、性犯罪を助長することであると思う。

複雑性PTSDで身体が動かない。悪夢で目覚める。

性被害の証拠を3年で破棄した警察、5年で破棄した児童相談所の管理の甘さを受け、アメリカ・ニューヨーク州の成人サバイバー法のように時効撤廃が日本に必要だと考えている。

他の被害者と一対一で話すことをしていきたい。

電車に乗れない。

……私と同じことを言っていて、親近感が湧く。

勇気をもらえるのと同時に、身体がトラウマ反応を起こして、今はまだ気持ちが言葉にならない。