マンガ

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生きづらい人におすすめ漫画&コミックエッセイ

面白いマンガを読みたいけど...王道な人気マンガが微妙?恋愛至上主義な少女漫画はシラける?友情・努力・勝利と聞いて鼻で笑ってしまった?生き地獄を彷徨ってきただけに、楽観的すぎる世界観にアレルギー反応が起きてしまう私が、興味深く読めた推しのコミックエッセイや漫画の一部をブログ記事に蒐集。
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『氷の城壁』で描かれる心の成長と、対等な関係性

阿賀沢紅茶さんのデビュー作『氷の城壁』を読み終えて、満足感に浸っている。 目次 心理模写 対等な関係 余談 心理模写 登場人物の心理模写が、ここまで細かく描かれた漫画はこれまでに存在しただろうか。 スマホで読むことを意識した縦スクロール漫画...
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『明日、私は誰かのカノジョ』現実は毒親と絶交後も人生甘くない

『明日、私は誰かのカノジョ』が17巻で完結し、もう終わってしまったのかという寂しさと同時に、不完全燃焼を感じている。 なぜなら私は、毒親と絶交した後も苦悩は続くのが現実的だと思っているから。「なんで私を捨てたの」「今度は私がお母さんのことを...
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『血の轍』17巻、最終話に覚える違和感

⚠︎ネタバレ注意清一がお母さんの介護をし、最後を見届けて、死んだ直後から開放感を味わってるところや、老人になって母親の顔が思い出せなくなっているくだりなんかは、同じ毒親育ちでも自分とは全然違うなと当たり前なことを感じた。私はそもそも両親と絶...